比羅夫駅 (函館本線)
◆待合室におもちゃがあった比羅夫駅
倶知安駅を出てつぎの比羅夫駅に向かう。夕暮れが近づき、もうだいぶ陽も傾いてきた。もう空には太陽はなく、真っ暗になるのも時間の問題であった。何とか明るいうちに比羅夫駅に着きたかった。山間にある比羅夫駅は、判りにくい場所にあって案内板を頼りに何とか明るいうちに着くことができた。
駅にはもう灯が点されていている。この時点でこの駅がペンションと合体したものだと知らずに訪問したので、ちょっと変に思うところもあった。待合室に入ると駅訪問の旅で初めて見た子供のおもちゃが置いてある。なぜ駅の待合室に子供用のおもちゃが置いてあるのか不思議であった。そして駅舎はなんだか人が住んでいるようなというか、レストランと共同経営でもしているのかのようであったのでそこの住人の方の物なんだろうと思っていた。あとで調べるとここは、駅ペンションという全国でも珍しい駅だったのだ。この時点でペンションと判っていたなら一夜の宿をお願いしたのだが、知らずに訪問していたのでここの経営者の方ともお目にかかれず、駅を散策しただけで帰ることとなった。ビンボー旅もかなり疲れていたのでもしここがペンションだと判っていたなら、北海道の旅の記念に宿泊したかったのだが、突然の訪問だったので断られたかもしれないなどといろいろ妄想は尽きないのであった。
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