昆布駅 (函館本線)
◆海のないところにある昆布駅
観光地の駅だったニセコ駅だった。雪の苦手な筆者には冬の訪問は今のところ考えていないのだが、北海道の冬に一番似合いそうなニセコの雪景色のような気がするのであった。ニセコ駅の次に向かったのは昆布駅であった。昆布という名の付く駅なので海の近くの駅なのかと思いきや海などは見当たらない山間にある駅だった。おしゃれな駅舎におしゃれな街灯、そして近未来的な跨線橋のある駅だった。ただ、この跨線橋は対面ホームに行くためのものではなく、駅裏の北欧風の大きな施設から延びてきているようである。あとで調べたのだがこの北欧風の建物は蘭越町交流促進センター幽仙閣いう温泉施設らしい。それにしてもバブル崩壊後の倒産したテーマパークがここにあるのだろうかと思うほどの外観である。
さて、昆布駅だが海の近くでもないところに昆布町が在り、その地名から昆布駅となっている。おしゃれな駅舎はおそらく蘭越町交流促進センター幽仙閣にあわせて駅舎も改装されたと思われる。しかし、こんなでかい温泉施設がこんな田舎の町にあって採算が取れるのであろうか。北海道をいろいろ見てきたが、こんな派手で豪華な公営の建物は本当に必要なのだろうかと首をかしげる施設だった。
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