古い駅舎が残る光珠内駅

◆古い駅舎が残る光珠内駅

函館本線に戻ってきて、また筆者好みの駅舎にはお目にかかることは当分無いかも知れないと思っていたが、意外や意外にお宝発見といったところだろうか、次に向かった光珠内駅は古い駅舎が残るなんとも情緒ある久しぶりに遭遇したレトロチックな駅舎が出迎えてくれた。千歳線に突入後、札幌近郊ではほとんど見かけなかったこういう古い駅舎なのだが、久しぶりの出会いに感動したのであった。そしてゆっくりとその感触を味わうのであった。

光珠内駅は、元信号場で仮乗降場を経て昭和52年に正式に駅に昇格した。ホームは2面3線となっており、対面ホームは島式ホームになっている。ホームから見渡す景色は緑一面の清清しい大地が広がっており、とっても気分がいい。しばらくすると岩見沢方面に普通列車がやってきた。当然なのだが電車である。気動車が好きな筆者なのだが、なんとなくレトロチックに感じる北海道初の電車の771系を見送るのであった。