仁木駅 (函館本線)

◆なかなかいい感じの駅舎の仁木駅

北欧風のデザインの余市駅だったが、次の仁木駅はまた塩谷駅、蘭島駅のような個性の無い駅舎にならないか少し心配したが、その心配は無用となった。余市駅を出ると、国道5号線は山間部の方に入っていく。海岸沿いの積丹半島方面に行くには余市駅の前で国道229号線線に右折する必要がある。そういえばこの国道229号線は10年ほど前に岩盤の崩落事故があり、豊浜トンネルを走行中のバスなど数台が岩盤の下敷きになった痛ましい事故があった。当時その岩盤の崩落の瞬間を撮影したビデオがよくテレビのニュースで繰り返し流れていたのを思い出したのだった。ここから数キロのところにあるのだが、気味が悪そうなので229号線方面には行かなかったのだ。

国道5号線はスキー場やリゾートで有名なニセコ方面へと続いて行く。やがて仁木駅の前ついた。すごく静かで清清しい感じの駅前であった。駅舎は大きなコンクリート駅舎で個性的なデザインを採用した駅舎だった。駅舎内も広くなかなかいい感じで落ち着くようであった。ホームに出てみると1面1線の棒線駅で対面ホームや線路の撤去された跡が生々しく残っている。かつての2面2線あった2番ホーム跡には雑草が生い茂り、広い駅構内を占拠しているのであった。

 

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