ニセコ駅 (函館本線)

◆一夜を明かしたニセコ駅

山間の静かだった比羅夫駅を出るころには、もう辺りは暗くなってきた。時刻も午後7時半を回ろうとしていた。今日も一日長ーい駅訪問の旅に明け暮れた。今朝の出発は新十津川駅だった。そして比羅夫駅で今日の旅は打ち止めとし、食事と寝床を求めてニセコ駅まで向かうのだった。ニセコの街は観光地なのでコンビニはすぐに見つかった。何とか食料は確保した。あとはニセコ駅前の駐車場で寝るだけだった。

もう今日で何日目だろうとふと長い北海道の駅訪問の旅が走馬灯のように思い起こされる。残りがやっと見えてきた感じのある旅だが、全駅訪問にはまだあと数日はかかるだろう。食事も摂り、ホッとしたところで激しい雨が降ってきた。雨は宗谷本線の剣淵駅以来久しぶりであった。心地よい雨音が子守唄代わりになって翌朝までぐっすりと寝ることができたのであった。

翌朝もまた早朝に目が覚めた。時刻はまだ午前4時半でうっすらと夜が明けかかってきた。昨夜の雨も通り雨だったようで、駅周辺の道路もほぼ乾いているようだ。早速、ニセコ駅のトイレを拝借し、朝の準備を済ませてニセコ駅舎に向かうが、鍵がかかっていないか心配だった。だが幸運にもニセコ駅舎は施錠されておらず中に入ることができた。なかなかおしゃれな山小屋風の駅舎であるのだが、古い物好きな筆者にはあまり興味がわかない駅舎だった。観光地の駅らしい面持ちのある駅というべきなのだろうか。

 

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