小樽築港駅 (函館本線)
◆昔の面影が無くなった小樽築港駅
朝里駅を出て、小樽方面に向かう。小樽市街に入り小樽築港駅を目指す。フェリー乗り場の案内板の方向に進むと程なくして大きな商業施設が目の前に現れた。築港というだけあってベイエリアに近いところの駅だ。
小樽築港駅といえば、かつては大きな機関区があり、蒸気機関車の宝庫と聞くが、その面影は全然感じられない。というか時代は流れ蒸気機関車の時代はすでに幕を下ろしているのだ。駐車場が見当たらなかったので、道路際から駅を観察するに留まったが、かつては最後の大型蒸気機関車のC62もここから運転されていたのだ。函館本線の山線を重連で突っ走るC62の雄姿は鉄道ファンには絶対に忘れられないものとなって記憶の中に留まっている。あの時代に戻れるならば、必ず来るだろう思っているのだが、それはもう叶わぬ夢物語となってしまっているのだった。
1999年に大きな商業施設が建設されると同時に、駅舎も改築され現代的な建物に様変わりしている。筆者はこの駅に来るのは初めてなのだが、昔の古いビデオなどで小樽築港駅の様子を見ていたため、現在の駅の様子は全く違うものとなっていてとても同一駅とは思えないのであった。
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