鷲ノ巣駅 (函館本線)

◆雑草に囲まれた鷲ノ巣駅

山崎駅をさらに南に進路をとる。函館本線はここから次の鷲ノ巣駅までまたもやひと駅区間だけ単線区間となる。広い北海道なのにどうしてこんな変則的な路線の構造になっているのかと疑問だった。もうすぐ、中核都市の八雲町の中心地に近づいてきていたのだが、その入り口近くに鷲ノ巣駅はあった。

国道を右折し、道道に進んで更に右折する。何にも無い背の高い雑草が生い茂るダート道をしばらく進む。不安がよぎった。道を間違えたようだ。カーナビの付いていないマイカーは、地図だけが頼りであるのだが、何度地図を見てもこの道に間違いはないようだった。不安に駆られながらももう少し車を進めてみることにした。すると草の向こうに隠れていた小さな建物が見えてきた。鷲ノ巣駅だった。駅前に車を止め360度辺りを見渡してみると鷲ノ巣駅とかなり向こうの国道の跨線橋以外、何も見えない原野の真っ只中だった。思わずここは秘境駅かと思うくらいのところだった。

鷲ノ巣駅の歴史を探してみると、面白いことが書いてあった。1944年に鷲ノ巣信号場として開設され、1949年に信号場として廃止になったのだが仮乗降場として旅客扱いが始まる。1962年にまた信号場となるが旅客も扱われる。1987年JR民営化時に駅に昇格し、現在に至っている。元信号場というところからみても寂しいところに在る駅と考えるのだが、実際に来て見ると何でこんなとこに駅があるの?って感じの原野の真っ只中の駅だった。

 

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