山崎駅 (函館本線)
◆ホームから噴火湾が望める山崎駅
黒岩駅を出て次の山崎駅に向かう。函館本線の旅は終盤に近いところまで進んできた。北豊津〜黒岩間のひと駅区間だけ単線だった函館本線は、黒岩駅を出ると次の山崎駅までのひと駅区間はまた複線となる。しかし、山崎駅を出るとまたその次の鷲ノ巣駅までは単線区間となる複雑な線路の構成となっている。こんなにややこしい路線状況で衝突事故が起きないのが不思議なくらいだと思うのだが、運行管理には万全の体制がとられているに違いない。
さて山崎駅だが黒岩駅を出るとやがて国道5号線と函館本線が噴火湾を望む絶景の辺りを並走して山崎駅前を貫いているようだ。駅は国道沿いにあり、すぐに駅とわかった。かなり古い駅舎が残っておりその歴史を感じさせるなかなか味わいのあるすばらしい駅舎であった。駅を一通り探索して、対面ホームに渡ってみると地平線に噴火湾が望める凄く景色の良いところだった。遮る建物花にも無い、ただ原野が広がりその向こうに雄大な噴火湾が見えているのであった。
景色に見とれていると警報機が鳴り出した。DF200に牽引された貨物列車だった。旅客、物流の大動脈の函館本線は、貨物列車も主役の一つなのだ。
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